介護・福祉施設

高齢者・障がい者施設を中心に実績多数。
グループ会社では高専賃の運営も行っております。

高齢者・障がい者施設を中心に多数の介護・福祉施設実績を保有

安成工務店は、高齢者・障がい者施設を中心に多くの介護・福祉施設を建築しています。 高い「提案力」で利用者に快適な生活を提供。そして提案を補う「商品力」で事業者様に費用対効果の高い運営をサポートします。

安成の介護・福祉施設建設 3つのポイント

①高い設計力とノウハウ

安成工務店ではこれまで介護福祉施設を44件施工しており、その中の60%が自社の設計施工案件です。(2022年3月末現在)

高齢者用、障がい者用施設を中心に規模・種別様々な施設を手掛けており、利用者に配慮した安心安全快適な提案をします。

また、グループ会社のアスティ・ケアでは福岡で高専賃セラピア下山門を運営しており、そのノウハウも設計に活かされています。

②入居者を守る高断熱仕様

低層1・2階建ての建物は木造で設計するようにしています。

これはより高い温熱性能を確保しやすいからです。この木施設建築にとても有効な断熱材が、グループ会社『デコス』が製造・販売・施工を行う、断熱材『デコスファイバー』です。

新聞紙を原材料とする高機能断熱材で、断熱性・調湿性・吸音性に優れています。

 

品質では日本産業規格「JIS認証品」であり、様々な製品基準をすべてクリアしており、安心してお任せいただけます。

また、工法には「デコスドライ工法」を採用。

壁体内に断熱材を隙間なく充填することで、完全な施工ができることが特徴です。

 

木質繊維兼断熱材は、特に木造・鉄骨造低層施設と相性がよく、2016年熊本地震の際に建設された熊本木造応急仮設住宅へも屋根・壁の断熱材として採用されました。

デコスファイバーの施工により、入居者様の健康・安心・癒しの空間造りに見えない部分からサポートします。

③用地探しから総合的にご提案

介護・福祉施設用地情報からご紹介も可能で実績も多数あります。グループ会社に総合不動産会社(株式会社ワイズパートナー)もあり連携して情報提供が可能です。事業のフェーズや建築主の意向に合わせて、土地購入・土地賃貸借等、様々ご提案が可能です。

木質内装の健康への影響を九州大学と共同研究

安成工務店では、平成24年に九州大学箱崎キャンパス内に実験棟を建て、林野庁の補助事業の採択を受け実験を重ねてきました。
九州大学農学研究院准教授の清水邦義先生を中心とした複数の大学の専門家で形成されたプロジェクトチームの監修のもと、木の家と人の感性を科学的に調べる様々な研究を行っています。

その実験のひとつとして、認知機能の維持・向上に効果的かどうかを調べるために、高齢者施設での比較実験を行いました。

高齢者施設を利用する高齢者10名を各5名、無垢材群と非無垢材群に分け、各3ヶ月生活してもらい、居室の違いによる対象者の認知機能の変化を比較したところ、無垢材群の1名において、認知機能、記憶機能の双方が改善するという結果が出ました。

人間の記憶を司る「海馬」に直接的に電気信号を送れる唯一の感覚が嗅覚であると言われています。

海馬での神経細胞の発生を促進することで、認知機能が改善したという報告もありますので、木材の主要な揮発性成分が多く含まれる無垢材の部屋では、木の香りによって同様の効果がみられたものと推察されます。
認知症予防効果については、これからもさらに検証を続け、これからの介護・福祉施設のあるべき姿を模索しています。

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